コインランドリーで洗えない物

自治体はコインランドリーの営業者に、洗えない物の掲示を求めている。神戸市の「コインオペレーションクリーニング営業施設の衛生措置等指導要綱」の「利用方法等の周知」では、衣類等の種類や素材に応じた洗濯・乾燥の可否、伝染性の疾病にかかった人などが着た衣類の洗濯の禁止、し尿の付いたおむつ・運動靴・動物の敷物等の洗濯の禁止(専用に洗濯する洗濯機を置く場合を除く)を、施設内の見やすい場所に掲示するよう営業者に求めている。店の掲示が最初に見る所になる。

機器メーカーの Electrolux Professional は、一般の洗濯乾燥機で洗えない物としてスーツ・ネクタイ、セーター、ペット用品、車のフロアマット、機械油や泥や汚物が付いた衣類を挙げ、素材ではウール・カシミヤ・シルク・ヨーレン・ウレタンを挙げている。同社の乾燥機の記事は、座布団やぬいぐるみなど中綿がつまったものはコインランドリーの洗濯・乾燥に向かないとし、濡れた靴を乾燥機で乾かすのはマナー違反としている。靴は靴専用の洗濯機と乾燥機で洗う。

布団と毛布は中わたで決まる。TOSEI は真綿の布団・羊毛 100% の布団・キルティング加工されていない布団・打ち直しをした敷布団を洗えない物とし、ナイロン・エアファイバータイプの敷布団は洗えるが乾燥できないとしている。アクアの敷ふとん洗濯乾燥コースでも真綿・シルク・ウール 100% は使えない素材。毛布は、シルク・キャメル・カシミヤが水洗いできないデリケートな素材とされている(Electrolux Professional)。

チェーンごとの決まりもある。Baluko はぬいぐるみを型崩れ・生地の破れ・乾燥不足のおそれから洗えないとし、カーペットとラグは裏地にゴムや接着剤を使ったものや毛足の長いもの、ダウンジャケットはキルティング加工の無いもの・ボンディング加工(シームレスダウン)・防水や特殊コーティング・革の装飾があるものを洗えないとしている。WASHハウスの靴の洗濯機は皮製・スパイク付き・長靴・スリッパ類・安全靴が洗えず、滑り止めや裏打ちゴム加工のあるカーペットも洗えない。マンマチャオはダウン製品・ウール製品・革や合皮を使ったものを注意が必要なものに挙げている。

枕とダウンジャケットは素材を見る。Electrolux Professional の枕の記事では、洗えるのはポリエステル綿と高反発ファイバーで、ウレタン(高反発・低反発)・ダウン・フェザー・そばがらは洗えない。「手洗い可」「洗濯禁止」の表示の枕もコインランドリーでは洗えない。ダウンジャケットの記事では、「手洗い可」「洗濯禁止」の表示のもの、「乾燥禁止」の表示のもの(乾燥機が使えない)、素材に関係なくシームレス製法のものは洗えず、ウール・革・ポリウレタンは避ける。このサイトの物のページで中わたや素材を選ぶと、これらは洗えない印になる。

出典